掘ると満足!砂浜で
2015/12/21
海の楽しみかた。結構ハマる。ただし砂浜に降りられるところ。なので、堤防沿いや断崖絶壁は今回は対象外なのでご注意を!
住んでいるいる場所によっては、砂浜に出かけることが大変かも。でもワザワザ出かけてまでする価値があるかも。私は、海から遠い所で暮らしていたときもいい塩梅の砂浜を探しに出かけてたよ。
砂を掘る
砂浜は素手で掘れる。他の地面ではナカナカ出会うことがない好条件。掘らないわけにはいかないよね。スコップなどの用意はいらない。目の前の大地を、自分の身一つで改変できる!
そこで、道具を使わずがむしゃらに掘る。トイレの後のネコちゃんのように、一心不乱に掘る。
たまに、貝殻が出てきて少し嬉しい。白いハッカ飴のようなサイズの貝殻を掘り当てることが多い。戦利品として、大事にわきにどけておく。持って帰って、洗面台に飾っておくのに使う。貝には水が似合うから。いや、水場に貝が似合うというべきか。
どんどん掘り進めていくと、じわっと底の方から海水が滲み出てくる。そしたら、終了だ。さすがに湿った砂を掘り進めるのは疲れる。なにより、海水が滲み獲ていく様子を眺めるのが楽しいじゃないか。自分で大地を創造したかのような、達成感。穴と水たまりはといった小さなものではあるんだが、自分で手を下さなかったら、目の前の地形は、地球上には存在しなかったという事実。
ここ掘れワンワン
子供の頃何度も繰り返し聞かされた花咲じいさんの話。犬のポチが「ここ掘れワンワン」と教えてくれたところを掘ってみたら、大判小判がザクザク出てきたという逸話。童謡でも有名で、みんな、口ずさめるよね。
掘れば、幸せになれる何か出てくるかも知れないと言う期待感。これは、このころころから育まれてきたに違いない。 昔話だけではなく、現代においても、金を掘り当てたとか石油を掘り当てたとか、夢のある話をよく聞いたりするじゃないか。
地面の下には夢と希望が埋まっているさ、きっと。
成果
もちろん、形に残るお宝を掘り当てたことはない。でも、心の栄養という意味でお宝を掘り当てたくらいの成果がある行動だと思う。
人生、自分の思い通りに行かないことが多い。気にしすぎると気分がクサクサしてしまうこともある。そんなとき、海岸で砂を掘る。地球の一部を自分のこの手で変えた!このキラキラの体験はそんな自分にとって、何者にも代え難いお宝なのである。
言うまでもなく、本物の金塊を掘り当てたらもっと嬉しいだろうけどね。